私の実家のお寺には、山岡鉄舟直筆の山額があります。
明治初期に火災で焼失した本堂を再建するため、当時の住職に協力して寄進を集めるための、たくさんの書を残したそうです。お寺には、この山額しか残っていないのですが、わずか1年余りで本堂を建て直してしまったそうですから、その人望とパワーは想像もつかないぐらい凄いものだったと思います。
鉄舟の書については、山岡鉄舟研究家の山本紀久雄さんが「山岡鉄舟研究会」のホームページにきれいな写真と素晴らしい解説でわかりやすく書いていらっしゃいます。山本さんの鉄舟研究をお読みになると、当時の時代背景や人間関係、鉄舟の日ごろの様子や心構えなどが見えてきます。
山岡鉄舟の名前は、禅と剣と書に生きた人として海外でも人気があります。禅・剣・書といえば、日本文化の象徴みたいなものです。なにしろかっこいい!禅の修行をしている日本人で、おサムライで、しかもお習字がうまい!と、非常に外国人好みの要素に富んだ人物なのです。むしろ、日本人のファンより外国人のファンのほうが多いのではないか?と思えるぐらいです。とくに、武道をやっている外国人の方にとっては、憧れの存在のようです。
無骨な性格だったと言われている鉄舟ですが、正直で素直な人柄は好かれたようですし、とにかく強かったという逸話がたくさんあります。亡くなるときも、自らの死期を悟って最期の座禅をくみ、そのままの姿勢でなくなったといいます。
とにかく、最後の最期まで非常にかっこよかった。
それが、山岡鉄舟という幕末を生きた人物の人気の秘密です。
現代に生きる私たちも、日本の文化や伝統を見直し、それを日々実践していくことで、外国人もかっこいい!と感じてくれる日本人になれるのです。
かっこいい日本人を目指して生きましょう!
感謝
鉄太郎
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