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日本史*書評(歴史)

江戸の醜聞事件帖―情死からクーデターまで(中江 克己)


「江戸の」となってますが、江戸を中心に「江戸時代の」スキャンダルをまとめた1冊。
大坂など他地域のものも勿論登場します。
江戸城内、大奥で起きた殺人事件や騒動、庶民を驚かせた事件や火事。
有名な歴史的事件から、小さな事件まで、様々なネタがまとめられています。
全70話......そんなにも掲載されていたのか。

今の時代で言うところの、お昼のワイドショーなどで出てきそうな話題が多め。
女性ばかりの大奥は、やはり陰湿な嫌がらせも結構あったんだなと、改めてその怖さを思い知ったり。
男性の一物が馬に食いちぎられるなんていう、馬鹿みたいな本当の話も載っていて驚きました。
す、凄いな......想像つかん。

歴史の裏側で起こっていたスキャンダル。
野次馬根性剥き出しな感じで読書してしまって、ちょいと恥ずかしさも感じましたが、でも内容は非常に充実していて面白かったです。
歴史勉強の息抜きに1つどうでしょうか。

(2012/02/04読了)

幕末本ではありませんが、江戸時代のスキャンダルが多数紹介されていて面白い本だったので、こちらのブログでも紹介してみます。

以前、この方が書かれた江戸時代の性文化の話も読みやすくて面白かったのですが、今回のこの本も非常に読みやすくて楽しめました。

江戸時代は火事が死活問題。
不倫も一時期は死罪になるなど命懸け。
だからこそ心中なども流行ったのでしょうが。
色々な本でバラバラにお見かけしていた有名な事件、火事などの話が一気にまとめて読めたのは嬉しかったですよ。

大奥絡みの話も多数紹介されていますので、気になる方は読んでみてはいかがでしょうか。
肩肘張らず、息抜きに読める本ですので。

[ 2012年02月16日09時47分14秒 ]

松平定知が選ぶ「その時歴史が動いた」名場面30


以前NHKで放送されていた「その時歴史が動いた」より、番組のナビゲーターをされていたアナウンサーさん自らによる名場面集。
タイトル通り30場面紹介されています。

主に日本国内の人物がピックアップされており、戦国・幕末が多め。
あくまで「場面」なんで、人物的には重複している場合もあります。
また海外からも、カエサル、ナポレオン、クレオパトラ、ベートーヴェンと豪華な顔ぶれが紹介されています。

番組のダイジェスト的ではありますが、思っていたより説明は丁寧です。
1つ1つは確かに短めにまとめてはあるのですが、過不足なく上手くまとめてあるという印象。
さくっと読める割に軽くない、いい読後感でした。
正直ダイジェストだと侮って読み始めたけど、いい意味で裏切られました。

図もなく文字ばかりの構成ながら、強調文字を上手く使ってあるので単調ではありませんし、普段小説を読まない人でも歴史好きなら馴染みやすい本だと思います。
結構おすすめです。
さらっと読める割に、結構知的好奇心を満たしてくれました。

今の「ヒストリア」も好きですけど、「その時」も好きだったので懐かしかったです。
再放送してくれないかなあ。

(2012/02/02読了)

これも幕末特化な本ではありませんが、幕末の人物もピックアップして紹介してあったのでブログに載せておきます。
「その時歴史が動いた」......いい番組でしたよね。
土方さんが登場した回も舐めるように見ました。

さて、その幕末の人物は、坂本龍馬、吉田松陰、土方歳三、榎本武揚が紹介されていました。
土方さんも名場面30内に選ばれて嬉しい限り。
「負ける戦い」に挑む時というテーマの章で紹介され、「我が兵は限りあるも官軍は限りなし。しかるに吾れ任せられて敗れなば、すなわち武夫の恥なり」という言葉が挙げられていました。
箱館戦争(二股口の戦い前とのこと)での話ですね。
いずれは負けると分かっていながらも最後まで自分の意志を貫き通した土方さん......かっこよすぎます。

[ 2012年02月03日15時44分27秒 ]

一目でわかる日本史地図帳(歴史を地図で楽しむ会)


一目で分かる、かどうかはさておき。
原始時代(もしくは縄文時代)から太平洋戦争終戦までの通史を、関連する地図(もしくは図)つきで紹介した1冊。
1項目につき見開き1~3ページ程度でコンパクトにまとめてあります。
但し、全項目に地図が付いている訳ではありません。

基本的に駆け足ですが、戦国時代と幕末・維新期は他の時代に比べて内容量が多めになっています。
ただ江戸は非常に駆け足です。
めちゃくちゃ項目少ないですから。

通史と言っても、重きを置いているのは戦争や対立で、例えば平和的に行われた事柄については触れられていません。
いつの間にか時代が奈良から平安、明治から大正、昭和に移っていたりして、少々戸惑いました。
年号を暗記させられるようなものは、例え戦が絡んでいなくても取り上げて欲しかったものです。

中身もモノクロなんで、物によっては地図が若干見づらいです。
2色でもいいから、色分けして欲しかったなあ。

さらっと日本史をおさらいするにはいい本だと思います。
あくまでさらっとですが。

(2012/01/31読了)

あくまで、日本史の本なので、幕末維新に特化している訳では無論ありませんが、それでも割りと紙面を割いてくれていたので紹介してみました。
新選組に関しては、池田屋事件や蛤御門の変、油小路の変、鳥羽伏見に母成峠の戦い、箱館戦争など、結構登場しております。
中でも油小路の変を扱ってくれていたことには驚いた。
ほかの時代は有名事件でもさらっと無視して紹介していないことも多々あったのに、何故新選組の内輪揉めの話は載せたのだ......恐るべし。

本当にさらっとなので、気分転換にいかがという感じの本です。
今年(2012年)の大河ドラマの主役である清盛の話題も出てきますし、大河と幕末が一緒に味わえますよ。
ついでに戦国も。

戦国の記述も妙に細かいです。
何だろう、この時代ごとの違いは......江戸時代は幕末以外マッハで駆け抜ける癖に......

[ 2012年01月31日09時24分06秒 ]

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