他のブログなどでも話題に取り上げられていますので、もう既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、土方さん最愛を謳っている自分としてはスルーできよう筈もない話題でしたので、敢えて書かせていただきます。
前置きが長いですね、承知しております。
閑話休題。
さて、本日(2011年6月15日)、Twitter経由で、こんな話題が自分の所まで回ってきました。
曰く。
土 方 歳 三 辞 世 に 新 説 とのこと。
何ですと!?
早速確認してみますと、読売新聞のHPにその記事が上がっておりました。
実際の史料の写真も掲載されております。
写真が若干綺麗に写りすぎているのが気になりますが。
「土方歳三辞世に新説「鉾とりて月見るごとに...」」 (YOMIURI ONLINE) ※敬称略
同じ内容ではありますが、Yahoo!ニュースの方にも掲載されております。
「土方歳三辞世に新説「鉾とりて月見るごとに...」」 (Yahoo!ニュース) ※敬称略
これまたご存知の方が多いとは思いますが、これまで土方さんの辞世とされてきたものは、
たとい身は蝦夷の島根に朽ちるとも魂は東の君や守らむ (「慎斎私言」 明治26年 小島守政、「両雄士伝補遺伝」 明治30年 橋本清淵)
もしくは、
よしや身は蝦夷が島辺に朽つぬとも魂は東の君や守らむ (「両雄逸事」 明治7年 小島守政)
となっております。
自分としては出典の早い後者派なのですが、まあそれはさておき。
今回、土方さんの辞世の新説として発表されたのは、以下のような句になります。
鉾(ほこ)とりて月見るごとにおもふ哉(かな)あすはかばねの上に照(てる)かと
(鉾を手に取って月を見るたびに思う。あすはしかばねの上に照るのかと)
新説を発表されたのは、霊山歴史館学芸課長であり、新選組研究者の中でも屈指の有名どころである木村幸比古氏です。
何でも島田魁がまとめたとされる和歌集の冒頭に掲げられた「土方歳三」の名前入りの句が、土方さんの辞世ではないかということですが...果たして真相は?
詳細については、上記のリンク先の記事で確認していただくとして。
新暦での土方さんの命日(6月20日)を直前にして、土方さん関連で新説が提唱されるとは...そのタイミングのよさ、そして新説の瞬間に立ち会えたことは、土方ファンとしてとても嬉しい限り。
これまでの辞世に比べて、土方さんが「豊玉発句集」の中でも度々使用している「月」が出てくるあたり、土方さんらしくて個人的には新説の方が好きですね。
ここで登場する月は、彼が愛していた(と自分は勝手に信じていますが)春の月なのでしょうか。
ただ、問題点も。
ニュース記事だけでは説明不足であり、この句を土方さんの辞世とした根拠が薄いという点。
また「土方歳三資料館」さま(要は土方さんの本家筋)の方に特に連絡のないまま発表されたという点。
確認は取らなかったというのが、気になると言えば気になる。
「新説★辞世の句」 (土方歳三資料館日記) ※敬称略
つまりは、このまま「新説=史実」として鵜呑みはできない状況ではあるということ。
でも、少なくとも、土方さんの研究に関しての史料が提示されたのは間違いないと思います。
いずれ霊山歴史館で公開される日も来るかもしれませんね。
続報、及びこれからの研究に期待が高まるところです。
取り敢えず、Twitterでこの情報が回ってきた時には、自分も含めて土方さんファンの間はお祭り騒ぎでございました。
命日前に本当にいいニュースを聞けて、幸せ者でございます。
早く実物をこの目で見たい自分であります。
【関連リンク】 (2011/06/15現在) ※敬称略
YOMIURI ONLINE:http://www.yomiuri.co.jp/
Yahoo!ニュース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl
土方歳三資料館:http://hijikata-toshizo.jp/
土方歳三資料館日記:http://ameblo.jp/hogyoku/
幕末歴史ミュージアム 霊山歴史館:http://www.ryozen-museum.or.jp/
いこ@新選組副長最愛
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