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幕末維新 歴史を揺るがした英傑たちの100の決断

投稿者:いこ@新選組副長最愛 投稿時間:2012年02月16日10時02分48秒 | コメントなし | トラックバックなし


黒船来航付近から明治政府が大日本帝国憲法を定める辺りまでの幕末・維新期を駆け足で振り返りながら、偉人たちの有名な言葉、辞世の句、自分の考え方を示した和歌や漢詩の一節を紹介した1冊。
「100の決断」とありますが、決断の場面そのものよりも、彼らの残した「言葉」の方に重きが置かれていた気がします。
多分、「100の名言」にした方がしっくりくるかと。

一応通史紹介もありますが、そちらはさらっとしてあります。
本当に駆け足です。
特に明治時代に入ってからはものすごいスピードなんで。
また「100」とありますが、100人紹介されている訳でもなく、重複している人物も多数いるので、読んでみれば少ない印象でした。

特に有名な人物はページ数を割いて紹介してありますが、その他の人に関しては、マニアックな人選でも紹介は半ページ。
言葉と略歴のみの紹介になっています。
現代語訳が載っているのはありがたいですが、どうにもバランスはちぐはぐだった印象を受けました。

さらっとした通史+偉人たちを「言葉」に注目して紹介した本です。
本当にさらっとしてますので、幕末初めての人でも読み易いかも。
ただ解釈には若干不満を覚えましたが......丸呑みにはしづらい。

ちなみに、池田屋事件の発端になった「古高俊太郎」を「こたかしゅんたろう」とルビ振ってありましたが、「ふるたかしゅんたろう」が正しいです。
新選組研究で有名な方が監修なのに......残念です。

(2012/02/15読了)

文中でツッコミ入れていますが、「100の名言集」と言った方が分かりやすいです。
別段「決断」といった場面ばかりでもなかった気がしますしね。
辞世の句や、伊東甲子太郎が詠んだ山南さんの追悼句を載せてある辺りが余計に。

後、「こたか」って読ますの本当にやめて欲しい。
以前読んだ本で、「古高」を「ふるたか」と読める他の当て字で書かれてるのも多数あるから「ふるたか」が正式ってあったのに......残念。
2010年本なのだが。
最近のじゃん......

ただ個人的には土方さんに関してページ数割いてくれていたのと、辞世の句を「よしや身は~」の方で紹介してくれていたのが嬉しかったです。
「たとひ身は~」で書かれることの方が多いので。
出典は、「よしや身は~」の方が古いんですよね。
(詳しくは「土方さんの辞世に新説とは、これ如何に。」を参考)
より記憶に新しかったであろうという理由で、自分は「よしや」派です、はい。

池田屋事件の研究(中村 武生)

投稿者:いこ@新選組副長最愛 投稿時間:2012年02月16日09時54分00秒 | コメントなし | トラックバックなし


タイトル通り、そのものズバリ「池田屋事件」の「研究」本。
2011年に出版されたばかりの最新版です。
400ページ程度ある割りと分厚い本なんですが、これが徹頭徹尾まるっと池田屋事件の話となっています。
ここまで池田屋事件に特化している本は、そうないと思います。

著者さまは歴史学の専門家でいらっしゃいますので、他の幕末本に比べて、「史料批判」がきっちりされています。
幕末の、特に新選組関係は、伝聞や創作で出回っている話を「史実」として描かれることが嫌になるほど多いので、専門的に歴史学をされている方から見ると、こうも池田屋事件の話も変わってくるのかと、大変興味深く読みました。
恐らく、読むと池田屋事件の見方が大きく変わると思いますよ、この本。

この本はどちらかというと長州(+土佐)側、つまり池田屋事件で新選組に斬られた側の方からの視点から考察してあります。
特に古高俊太郎についての考察はものすごい量です。
彼は池田屋事件の発端となった人物でもありますが、彼の生涯については、殆ど研究されていなかったと思います。
故に、彼が長州にとってどれほど重要人物であったのか、そのあたりを曖昧にしたまま今まで扱われてきたと思います。
彼のことを、こんなに細かく調べ上げた本は、それこそ初めてではないでしょうか。
目から鱗、初めて見る話が多数あって、それだけでもかなり興味深かったです。

また。

・池田屋事件当日の桂小五郎の行動
・新選組はローラー作戦でたまたま池田屋を見つけたのか
・池田屋事件での「実際の被害者」は

などなど、今まで意見が割れていたところ、定説になりつつあったところなどを、きっちり考察してくれています。
特に前者2つは驚きの解釈でした。
これは是非実際に本を読んで確認して欲しいところ。

解釈も押し付けがましいものではなく、史料を見てみても不明な点は「不明」としているところも好印象でした。
「こうだ」と言い切っている部分も、他の新選組や幕末関係の本に比べて遥かに根拠に富んでおります。
何の根拠もなく言い切ってないところが、流石歴史学専門家ですね。
割りと大御所の方の説もばっさり切ってあって、小気味よかったです。

内容が充実しすぎていて読むのに随分時間がかかりましたが、時間をかけて読んだかいがありました。
本当にオススメの1冊です。
根拠となる史料の紹介をすっ飛ばしてでも結論見たい人は、最後の「まとめ」だけでも読めば、今までの池田屋事件は何だったんだという勢いで見方変わると思います。
新選組好きなら避けて通れない本だと思いますよ。
自分用に是非買わねば。

(2012/02/09読了)

これはもう本当におすすめしたい1冊。
これを読むと本気で「今までの池田屋事件に関する記述は何やってたんだ!」と怒りたくなってくるほどです。

やっぱり史料批判は丁寧にやらなければならないなと考えさせられた次第です。
新選組関係は伝聞やフィクション情報多いから余計に。
従来の通説を否定する場合も、ちゃんと根拠となる一次史料、もしくは限りなくそれに近い写本などを挙げてくださっていたので分かりやすかったです。
また、参考文献を後からずらっとではなく、その場その場でページ数まで振ってくれていたのは本当にありがたかったです。
もうこれ論文ですよね、凄い。

また長州側から考察してあるのも面白い点。
古高俊太郎に関しては本当に新情報ばかりではないでしょうか。
彼の話を読むだけでも十分価値のある本だと思います。
こういった史料批判が丁寧な新選組本(まあこれは厳密に言うと長州・土佐本ですが)が増えていって欲しいなと願う次第です。

あまり大学で歴史学を専門にされている先生方が研究題材として手を伸ばしてくれないんですよね、新選組。
寂しい限り。

江戸の醜聞事件帖―情死からクーデターまで(中江 克己)

投稿者:いこ@新選組副長最愛 投稿時間:2012年02月16日09時47分14秒 | コメントなし | トラックバックなし


「江戸の」となってますが、江戸を中心に「江戸時代の」スキャンダルをまとめた1冊。
大坂など他地域のものも勿論登場します。
江戸城内、大奥で起きた殺人事件や騒動、庶民を驚かせた事件や火事。
有名な歴史的事件から、小さな事件まで、様々なネタがまとめられています。
全70話......そんなにも掲載されていたのか。

今の時代で言うところの、お昼のワイドショーなどで出てきそうな話題が多め。
女性ばかりの大奥は、やはり陰湿な嫌がらせも結構あったんだなと、改めてその怖さを思い知ったり。
男性の一物が馬に食いちぎられるなんていう、馬鹿みたいな本当の話も載っていて驚きました。
す、凄いな......想像つかん。

歴史の裏側で起こっていたスキャンダル。
野次馬根性剥き出しな感じで読書してしまって、ちょいと恥ずかしさも感じましたが、でも内容は非常に充実していて面白かったです。
歴史勉強の息抜きに1つどうでしょうか。

(2012/02/04読了)

幕末本ではありませんが、江戸時代のスキャンダルが多数紹介されていて面白い本だったので、こちらのブログでも紹介してみます。

以前、この方が書かれた江戸時代の性文化の話も読みやすくて面白かったのですが、今回のこの本も非常に読みやすくて楽しめました。

江戸時代は火事が死活問題。
不倫も一時期は死罪になるなど命懸け。
だからこそ心中なども流行ったのでしょうが。
色々な本でバラバラにお見かけしていた有名な事件、火事などの話が一気にまとめて読めたのは嬉しかったですよ。

大奥絡みの話も多数紹介されていますので、気になる方は読んでみてはいかがでしょうか。
肩肘張らず、息抜きに読める本ですので。

松平定知が選ぶ「その時歴史が動いた」名場面30

投稿者:いこ@新選組副長最愛 投稿時間:2012年02月03日15時44分27秒 | コメントなし | トラックバックなし


以前NHKで放送されていた「その時歴史が動いた」より、番組のナビゲーターをされていたアナウンサーさん自らによる名場面集。
タイトル通り30場面紹介されています。

主に日本国内の人物がピックアップされており、戦国・幕末が多め。
あくまで「場面」なんで、人物的には重複している場合もあります。
また海外からも、カエサル、ナポレオン、クレオパトラ、ベートーヴェンと豪華な顔ぶれが紹介されています。

番組のダイジェスト的ではありますが、思っていたより説明は丁寧です。
1つ1つは確かに短めにまとめてはあるのですが、過不足なく上手くまとめてあるという印象。
さくっと読める割に軽くない、いい読後感でした。
正直ダイジェストだと侮って読み始めたけど、いい意味で裏切られました。

図もなく文字ばかりの構成ながら、強調文字を上手く使ってあるので単調ではありませんし、普段小説を読まない人でも歴史好きなら馴染みやすい本だと思います。
結構おすすめです。
さらっと読める割に、結構知的好奇心を満たしてくれました。

今の「ヒストリア」も好きですけど、「その時」も好きだったので懐かしかったです。
再放送してくれないかなあ。

(2012/02/02読了)

これも幕末特化な本ではありませんが、幕末の人物もピックアップして紹介してあったのでブログに載せておきます。
「その時歴史が動いた」......いい番組でしたよね。
土方さんが登場した回も舐めるように見ました。

さて、その幕末の人物は、坂本龍馬、吉田松陰、土方歳三、榎本武揚が紹介されていました。
土方さんも名場面30内に選ばれて嬉しい限り。
「負ける戦い」に挑む時というテーマの章で紹介され、「我が兵は限りあるも官軍は限りなし。しかるに吾れ任せられて敗れなば、すなわち武夫の恥なり」という言葉が挙げられていました。
箱館戦争(二股口の戦い前とのこと)での話ですね。
いずれは負けると分かっていながらも最後まで自分の意志を貫き通した土方さん......かっこよすぎます。

一目でわかる日本史地図帳(歴史を地図で楽しむ会)

投稿者:いこ@新選組副長最愛 投稿時間:2012年01月31日09時24分06秒 | コメントなし | トラックバックなし


一目で分かる、かどうかはさておき。
原始時代(もしくは縄文時代)から太平洋戦争終戦までの通史を、関連する地図(もしくは図)つきで紹介した1冊。
1項目につき見開き1~3ページ程度でコンパクトにまとめてあります。
但し、全項目に地図が付いている訳ではありません。

基本的に駆け足ですが、戦国時代と幕末・維新期は他の時代に比べて内容量が多めになっています。
ただ江戸は非常に駆け足です。
めちゃくちゃ項目少ないですから。

通史と言っても、重きを置いているのは戦争や対立で、例えば平和的に行われた事柄については触れられていません。
いつの間にか時代が奈良から平安、明治から大正、昭和に移っていたりして、少々戸惑いました。
年号を暗記させられるようなものは、例え戦が絡んでいなくても取り上げて欲しかったものです。

中身もモノクロなんで、物によっては地図が若干見づらいです。
2色でもいいから、色分けして欲しかったなあ。

さらっと日本史をおさらいするにはいい本だと思います。
あくまでさらっとですが。

(2012/01/31読了)

あくまで、日本史の本なので、幕末維新に特化している訳では無論ありませんが、それでも割りと紙面を割いてくれていたので紹介してみました。
新選組に関しては、池田屋事件や蛤御門の変、油小路の変、鳥羽伏見に母成峠の戦い、箱館戦争など、結構登場しております。
中でも油小路の変を扱ってくれていたことには驚いた。
ほかの時代は有名事件でもさらっと無視して紹介していないことも多々あったのに、何故新選組の内輪揉めの話は載せたのだ......恐るべし。

本当にさらっとなので、気分転換にいかがという感じの本です。
今年(2012年)の大河ドラマの主役である清盛の話題も出てきますし、大河と幕末が一緒に味わえますよ。
ついでに戦国も。

戦国の記述も妙に細かいです。
何だろう、この時代ごとの違いは......江戸時代は幕末以外マッハで駆け抜ける癖に......

幕末維新秘史(伊東 成郎)

投稿者:いこ@新選組副長最愛 投稿時間:2012年01月27日09時56分39秒 | コメントなし | トラックバックなし


幕末時期の有名人や有名事件の陰で、こういうこともあったんだよ、こういう人もいたんだよという重箱の隅をつつくような話題を集めた1冊。
怪談めいた話や噂話、嘘のような、でも本当に起こった話、有名事件の陰で起こった微笑ましい話などなど。

出てくる人物や内容は、幕末の本では決して語られないものが殆どです。
また有名人が絡んでくる話でも、その人を取り扱った本でもあまり語られないようなトリビア的な話が主だったかと。

エッセイと定義で書かれているので、歴史本でありながら堅苦しくなく、手軽に読める昔話といった印象。
現代風に分かりやすく言えば、ニュースでもあまり紹介されない、恐らく2ちゃんねるあたりで話題にされるような小さな話、でも面白い話が多いです。
(オタクでないと分かりづらい表現)
肩肘張らずさらっと読めて面白いです。

当時の文化や風習なども分かりますし、血腥い話も微笑ましい話も色々楽しめて興味深かったです。
歴史勉強のついでに、こういった雑学的話を読むのもいいですね。

個人的に、土方さんの甥っ子さんの話がシメで驚きました。
長寿をお祝いされたその日に大酒飲んで、翌日に大往生って......凄い終わりを迎えた人だったんだな。
知らなかった......
熱いお風呂に入れられたって話は、よく聞いてましたが......土方家、恐るべし。

(2012/01/26読了)

流石伊東さんと言いますか、随所で新選組の話題が絡んできて、大変美味しかったです。
秘められた歴史=秘史ということでしょうが、本当に細かい話題を選んでピックアップしていて興味深かったです。
有名人の話でも、え、そこを持ってくるかという内容が多々ありました。

土方さんの甥っ子さんの話は本当に驚きました。
そんな長生きされたことを知らなかったので。
ユニークなおじいちゃんだったのかなあ。

敗者たちの幕末維新(武光 誠)

投稿者:いこ@新選組副長最愛 投稿時間:2012年01月20日11時54分27秒 | コメントなし | トラックバックなし


図書館の分類(日本十進分類法)で「210=歴史」の文庫本になっていたので、歴史本だと思いきや、中身は「910=日本文学」だった件。
最後の最後で「これはフィクションです」と書かれていて度肝を抜かれました。
道理で、登場する歴史的偉人にえらく個性がついている筈だ。
驚いた。

タイトル通り幕末時の歴史的敗者側からの視点で描かれた連作短編小説。
ペリー来航時から江戸城明け渡しまで(お話が終わるタイミングが若干不自然な位置ですが、それはさておき)の時系列順に、各章で登場人物が交代します。
阿部正弘・井伊直弼を始め、松平兄弟に篤姫、和宮など、登場する人物は豪華な顔ぶれで計13人。
章も13章となっています。

前述通り歴史本ではなく、あくまで歴史小説なので、それぞれの人物にはキャラクターを持たせています。
会話も多数登場しますし。

基本的にはいいなとは思ったのですが(特に容保公と新選組の土方さんとの信頼関係には悶えた)小栗忠順が小物というか、凄く残念なキャラクターで描かれていたのはショックでした。
何か処刑されて当然な扱いで書かれていたような。
作者さまは小栗さん嫌いなのかなと、そう思ってしまった次第です。
読んでいて、ちょっと辛かった。

(2012/01/19読了)

分類間違いには驚きました......すっかり歴史本のつもりで読み始めたのに、きっちり歴史小説だったとは。
最後の断り書きで分かって、すっきりできたのでよかったですが。
この本はあくまでフィクションです、冒頭に持ってきて欲しかった言葉だ。

他の方の感想でもお見かけしましたが、敗者救済の物語と思いきや、人物像は辛辣です。
小栗さんに限らず、いい人として書かれている人物は、もしかしたらそう多くないかもしれません。
そこはかとなく漂う小者臭......哀れ。

カギは「人間相関図」に在り! 幕末・維新がスッキリ!わかる本

投稿者:いこ@新選組副長最愛 投稿時間:2012年01月18日20時36分15秒 | コメントなし | トラックバックなし


ペリー来航から箱館戦争までを18の項目に分けて、その時の人物相関図と共に紹介した1冊。
一応幕末の通史本ではありますが、必ずしも時系列順には並んでいません。
「項目」なんで、例えば「新選組」に関しては、新選組という項目で箱館戦争までを網羅している場合も。

ただ、基本的には時系列順に並んでいますので、幕末史に詳しくない方が読んでも分かりやすい構成にはなっています。
図は基本的に相関図しか出てきませんが、それぞれの項目の中で更に人物や出来事で細かく事柄が分かれていますし、強調文字が使われメリハリがあるので、文章ばかりでも読みやすかったです。

割りと細かいところまで書いてくださっていた印象です。
マニアックな話題も所々に出てきますので。
ただ、全体的に薩長主体で書かれているので、佐幕派(特に会津)の記述は少ないです。
解釈は割りと中立だったようには思いますが、旧幕府軍側の説明が物凄く少ないのは否めません。
佐幕派の動きは、他の本を読んで補うことを強くオススメします。
特に榎本武揚や大鳥圭介の動きの記述が少なすぎる。

「新選組」の記述もありましたが、結構酷評で書かれています。
内容も薄いので、新選組ファンは然程期待せずに読んでください。

これから幕末史に触れるという方のとっかかりにはいいかと。
人物についての項目もありますので、幕末の有名人はこれで結構勉強できます。
ただし前述通り、薩長側の人間がメインですので、その点はお気をつけください。
松平兄弟の話とか、名前が出てくる程度ですから。

今にして思うと、薩長(+土佐)に偏りすぎか、この本。

(2012/01/18読了)

読みやすい本でしたので、読んでいる間は楽しんで読んだのですが、いざ感想をまとめてみると「もしかせんでも、薩長土に偏りすぎか、この本」と思った次第。
小栗忠順や中島三郎助の話が出てきたのは大変好印象だったんですが、びっくりするくらい佐幕派の話が少なかったに思います。
榎本艦隊の話は?
大鳥さんは?

そのせいもあるのか、戊辰戦争、特に会津戦争以降の記述は恐ろしく駆け足で薄いです。
その点は予めご容赦くださいという。

2010年に発行された本なので、内容は割りと新しいです。
坂本龍馬の暗殺についても、薩摩が黒幕としながらも、他の解釈に関わる情報を紹介してあったのも好印象でした。
内容はいいんだ、ただ薩長土に偏っているというだけで......はい。

遅ればせながら。

投稿者:いこ@新選組副長最愛 投稿時間:2012年01月14日00時01分03秒 | 1 コメント | トラックバックなし

もう既に寒中見舞いの時期になって恐縮ですが。
今年の年賀状に使用したイラストをUPして、お茶を濁してみる。

改めまして、2012年も拙宅と管理人をよろしくお願い致します。
今年も新選組に、幕末に、突っ走っていきます。

まずは、3月の新選組検定に向けて1から勉強だ!!

京都・幕末維新をゆく(木村 幸比古,三村 博史)

投稿者:いこ@新選組副長最愛 投稿時間:2011年12月16日10時17分28秒 | 2 コメント | トラックバックなし


購入したもののパラ見しかしていなかった本を引っ張り出して、予習用に読んでみた。
京都の幕末に関する史跡を、時系列ごとに通史と一緒に紹介してある本。
史跡巡りの際の案内図ではなく、どちらかというと、本番前に史跡写真を見ながら通史をおさらいしておくといったテイストです。
今の自分の用途には適していましたが。

一応史跡の地図も載ってはいますが掲載が小さく、またエリアごとではなく、あくまで「時系列」順に掲載されているので、同じエリアにあっても、後から登場することもあります。
歴史の流れ的には分かりやすいですが、いざ現地で史跡を巡って歩こうと思ったら、ページをまたいで見る羽目になります。
予習用、おさらい用と言ったのはそのため。
参考書にするにはいいですが、史跡巡り時のお供にするなら、エリアごとにまとまった本の方が適切かと思われます。

ユニークなのは、黒船来航以前の、「日本外史」成立あたりから通史・史跡を紹介してある点。
珍しい出発点だったので驚きました。
また割と新選組紹介が多かった印象です。
まあ作者さまが作者さまですので......

(2011/12/16読了)

いつぞやの京都旅行用に買っておいたまま、積んでたのも忘れておりました。
申し訳ない。
自分が今現在欲していたタイプに近い形の本だったので、色々助かりました。
解釈はやっぱり気になるところがありましたが。

例えば、茨木司、佐野七五三之助、中村五郎、富川十郎4人の件。
幕臣取り立て時に抗議した伊東派4人ですが、この本では近藤さんの指図で新選組に始末されたとされています。
ここも解釈の割れるところではあるのですが、最近は自刃説が強くなっていたために、久々にこの説お見かけして驚きました。
まあ平成12年本なので......(おかげでちと情報が古い)

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