最近、メル友の森重さんより以下のURLをご紹介いただきました。
この項の問題は近年発表された女性の写真が坂本龍馬の妻、「お竜」なのかということです。
私は古写真研究家ではありませんので、どのような写りこみやらはわかりませんが、ひとつ疑問だったこと。それは
科学警察研究所が鑑定していることです。それも依頼は高知県立坂本龍馬記念館なのです。普通、県立クラスで国レベルの公的研究施設(一応科警研は警察庁の管轄)が鑑定するのは極めて稀といえましょう。経緯がとても気になります。
それと、京都国立博物館からの依頼ではなく、県立の施設から、というのも気になります。確かに140年前の殺人事件の証拠の捜査、といえば辻褄が多少は合いますが、直接の証拠ではない1枚の写真ですから......不思議です。
また、今回の件は少々明後日の方向に向いているのも言えるでしょう。実はこの写真について、1982年に西尾秋風氏が発表していることです。ここには「裏面に記入がなく」と書いてあります。しかし、アルバムに「お竜」と鉛筆で書いてあるという。しかし、西尾氏が発見した当時、その鉛筆書きが書いてあったなら西尾氏が
お竜の写真発見される
とするのではないでしょうか?これは過去にも揉めていたそうです。ですので、先にするべきことはその写真ではなく、
鉛筆書きの部分の鑑定
ではないでしょうか?
科警研でなくとも東京大学か京都大学でもできると思えます。まず炭素年代測定法で調査して、そして鉛筆の成分分析を行い当時輸入されていた鉛筆かどうかを鑑定するということです。
ちなみに輸入鉛筆は幕末に存在しており、広島県立文書館に所蔵される幕臣小野友五郎が慶応四年に鉛筆による日記が遺されています。
たぶん、写真よりもこの鉛筆書きの部分の調査が懸命ではないか?ということになります。もちろん誰が書いたか?という点までは調査しなくても良いでしょうが......。
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あさくらゆう
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