書籍
『雨に添う鬼 武市と以蔵』 感想
秋山香乃さんの 『雨に添う鬼 武市と以蔵』 を読みました。
元々感想文というのは苦手なので、とにかく思ったままを適当につらつらと書き留めます。
秋山さんの作品に出会うまで、時代小説・歴史小説といえば、司馬遼太郎さんとか、池波正太郎さんとか、男性が男性向けに書いたような作品しか知りませんでした。
その為、秋山さんの女性独特の人物を見る目だとか、繊細でたおやかな文章がものすごく目新しく、読み易かったので、すんなりと作品の世界に入る事が出来ました。
さて、そんな秋山香乃さんの最新刊は、幕末の時代に土佐勤皇党のまとめ役として奔走し、最期には切腹してこの世を去った武市半平太と、その陰で武市の為に 「人斬り以蔵」 として怖れられた岡田以蔵の師弟の話。
歴史小説というのは、大まかな流れと結果は知られているわけで、それらの間をどうやって埋めていくのか?というのが作家としても読者としても醍醐味なんだ思います。
史料に残されている史実という点を、実在した人物の思いや行動を、紡ぎ出す文章によって繋げていくわけで、あくまでも 「小説」 なんですよね。
作ったものの中に、いくつかの史実がある分、それが本当だと思い込んでしまい易いし、どこまでが史実でどこからが創作なのか...余程、史料を読み込んだ人じゃないと判断も難しいでしょう。
はい、かく言う私も、多少は幕末について史料を読んだ人が書いた解説本的な書籍は読んでいるのですが、土佐藩については殆ど知識を持ち合わせておりません。
だから、この 『雨に添う鬼』 のどこまでが史実なのか?どこからが秋山さんの創作なのか?という判断は無理です。
そういう訳で、比較するのはあくまでも、私の中の武市像、私の中の以蔵像、私の中の龍馬像です。
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[ 2010年05月18日23時34分20秒 ]
待望の新刊!
うを~!!!
今、ネットをチェックしていたら 秋月香乃さんの新刊情報をGETしたがです!
なんと、タイムリーに 武市先生と以蔵の長編小説ですきー!!!
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『雨に添う鬼 武市と以蔵』
講談社より 4月22日発売予定 1,575円
武市半平太は、土佐藩では坂本龍馬を凌ぐほどだったが、
薩長の政変に巻き込まれて落命。
その陰には腹心の岡田以蔵がいた。
幕末の悲劇のヒーローを描く長編小説。
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何と言っても、幕末の人物に愛をそそいで、美しく柔らかでしなやかな文章で
ステキな小説をお書きになる秋山さんの作品ですよ。
人物像も馴染みやすく、女性にも読みやすい秋山さんの歴史小説。
武市先生と以蔵をどのように描くのか?
もう、ホントに楽しみです!!!
秋山香乃さんの作品は、どれもこれもホントにお薦めなんですってば!!!
[ 2010年03月29日23時57分15秒 ]

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