坂本龍馬、それじゃあまりにも格好良過ぎですろう...な11話。
肝の据わった龍馬が、やたらめったらカッコイイ。
幕末のヒーローとしての龍馬だったり、大河の主人公としての龍馬にしたら当然なのかも知れないけれど...。
なんだか、チョッピリ物足りなさを感じてしまう私は、捻くれモノでしょうか?
私には 「演じる」 という才能は無いし、演じた経験は、それこそ幼稚園、小学校のステージ発表くらい。
あ、10年位前に手話劇で 「パトラッシュ」 を演じたのが最後だったか?(ウケたけど♪)
まぁ、何にしても、演じる事にド素人な私が言うのも何だけど、演じるとしたら、
今の龍馬よりは、武市先生や吉田東洋の方が実に魅力的だな、と思ってしまいます。
まぁ、坂本龍馬というヒーローを描くには、周りの人間が一癖もふた癖もあった方が良い訳で、
そうすると、やっぱりドラマでもマンガでも小説でも、悪っぽい方が魅力的に見えてしまうのかな?
というのは解るんですけどね。
龍馬が唯一 「迷い」 を見せられる相手だったはずの乙女姉やんにも、
ちょこっとだけ 「迷い」 を垣間見せただけで、結局、打ち明けなかったのは、
龍馬の成長・・・なんだろうか?
なんだか、感情移入しにくくなってきたような気がします。
全てがそつなく、正しいと思われる選択をしている龍馬に。
もちろん、今現在を生きる私たちが、龍馬の選択を当然だと思うのは普通のことだし、
実際、あまり龍馬を嫌いと公言する人にあったことも無いし...。
だからこそ 「ヒーロー」 的な存在になっているわけだし。
でも、龍馬が正しければ正しい程、余計にその分、揺れて、迷って、龍馬を妬ましく感じながらも、
それ以上に龍馬という人物に魅力を感じて、必死な武市先生に感情移入してしまいます。
大森さんの演技がスゴイってのもありますが。
もののけで妖怪じみた吉田東洋だって、視聴者は下士目線で観ているからバリバリな悪役に見えるけれど、
実際に行った事を考えれば、人材登用などの進歩的な発想を持っていたわけで...。
田中さんの演技力もあるんだけれど、いろんな意味で魅力的(?)な人物に見えるのです。
真っ白で優等生なヒーローより、揺れて、迷って、時には間違えたりして、後悔なんかもしちゃうような、
人間くさい人物に共感するし、魅力も感じちゃう...そんなことってありません?
そんな、自分勝手な思いから、もうちくっと、悩んでつかぁさい、龍馬さん!
なんて、ね。
いや、実際は悩んでいるんだって解ってますよ?
そうそう、先週の放送で、加尾を送っていこうとした乙女姉やんが 「お加尾ちゃんが羨ましい」 と
言っていたのが気になっていたのですが、
やっぱり 「龍馬が急に男らしくなったのは加尾の存在が大きい」 ってことだったんだよな、
と今回の放送で裏打ちされたかな?と。
泣き虫龍馬を、叱咤しながら男らしくなるように育ててきた乙女姉やんにしてみれば、
やっぱり羨ましくて、ちょっぴり寂しかったんだろうな。
air (エア)
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