吉田松陰生誕180周年記念の映画 『獄に咲く花』 が地元山口県で公開されたようです。
原作は古川薫 著 「野山獄相聞抄」 という作品だそうで、発表当時には
「吉田松陰の恋物語とは、先生を冒とくしている」 という批判もあったようです。
う~ん...確かに、吉田松陰と恋愛...違和感がありますが、処刑直前の最初で最後の
プラトニックな初恋で、実際に交わされた和歌が残されているそうです。
私は、この映画をネットで 「杉敏三郎」 について調べている時に知りました。
「杉敏三郎」 とは誰ぞや?と申しますと、吉田松陰の実弟でございます。
聴覚障害に関わる人の間では、結構知られているのではないでしょうか?
生まれつきの聴覚障害者 (当時で言う 「聾唖者」 ) なんですよ。
もちろん、当時の日本には 「手話」 という概念が存在しないので、恐らく身振りや
ホームサインなどで伝え合っていたのでしょう。
兄たちの書を見よう見まねで書き、キレイな字を書いたようですが、
残念ながらその意味までは解らなかったようです。
幕末でも、筆記によるコミュニケーションを使っていた聴覚障害を持つ学者・儒学者は
存在していますが、どちらも 「難聴」 または 「言葉を習得してからの失聴」 であるために
可能だったと思われます。
恐らく、山口県周辺や東京でしか上映されないと思われますが、
敏三郎役で ろう俳優の江副悟史さんが出演されているわけですから、
数年前の 『長州ファイブ』 のように、是非とも全編日本語字幕入りDVDを発売して欲しいです!
獄に咲く花(ひとやにさくはな) 公式サイト
air (エア)
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